エコキュート騒音対策マニュアル|低周波音の原因から防音方法まで徹底解説

- 夜中、エコキュートの音で目が覚めてしまう
- 隣人から「エコキュートの音がうるさい」と言われてしまった
- これからエコキュートを設置するけど、騒音トラブルが心配
エコキュートは省エネで経済的な給湯システムとして人気ですが、実は「騒音」が原因で近隣トラブルに発展するケースが増えています。消費者庁にも毎年多くの相談が寄せられ、訴訟に発展した事例もあります。
「でも、図書館くらいの静かさなんでしょ?」と思うかもしれません。
確かに数値上は40デシベル程度と静かですが、問題は「低周波音」という特殊な音質と、深夜に稼働する時間帯。人によっては不眠や頭痛、体調不良を引き起こすこともあるんです。
- エコキュートの騒音の正体・原因
- トラブル事例
- エコキュートの騒音対策・予防方法
本記事では、エコキュートの騒音問題について、その正体や原因、実際のトラブル事例、そして効果的な対策方法まで解説します。「どうすればトラブルを防げるのか」「既に設置済みの場合はどう対処すればいいのか」が明確になります。
エコキュートの騒音の正体・原因

実はここ数年、エコキュートの騒音トラブルは増加傾向にあり、裁判に発展した例もあります。
一般的なエコキュートの運転音は40〜50デシベルほどで、静かな図書館や書店と同程度です。
| 音の大きさ(dB) | 具体例 |
|---|---|
| 60dB | エアコンの室外機、通常の会話 |
| 50dB | 静かな事務所、換気扇 |
| 40dB | エコキュート、図書館 |
| 30dB | 郊外の深夜、ささやき声 |
問題になりやすいのは、音の大きさそのものではなく音の質と稼働時間です。
エコキュートは深夜に稼働することが多く、周囲が静まり返る時間帯では、普段なら気にならない小さな音でも響きやすくなります。
ヒートポンプユニットが原因(冬場は凍結の場合も)
エコキュートの音の正体は、ほとんどが「ヒートポンプユニット」から発生しています。エアコンの室外機と同様に空気の熱を集めてお湯を作る装置で、「ブーン」「ウーン」といった低周波音や、「カタカタ」「カラカラ」といった振動音が発生します。
スタッフ冬場は特に注意しましょう。
外気温が下がるとヒートポンプはパワーを増すため、コンプレッサーやファンの回転数が上がり、音が大きくなりがちです。さらに凍結防止運転が自動で作動すると、運転時間が長くなり稼働回数も増えます。
冬場の異音には以下のように対処しましょう。
| 異音の種類 | 原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| 「ガガガッ」 | ヒートポンプ内の凍結 | 沸き上げ停止→50~60℃のお湯をかける |
| 「ピーピー」 「キーキー」 | モーター部品の故障 | すぐに業者へ連絡 |
| 通常より大きい「ブーン音」 | 凍結防止運転の作動 | 正常動作(様子見) |
音の大きさ
エコキュートの運転音は40〜50デシベルほどで静かな部類ですが、厄介なのは「周波数」です。
エコキュートが発する12〜13Hzあたりの低周波音は、耳にはほとんど届かないのに体には響きやすい特徴があります。
そのため、「音は聞こえないのに体がだるい」「頭が重い」といった不調が出る場合、低周波音が影響している可能性があります。



さらに厄介なのが、低周波音の周波数が木造住宅の固有振動数(4〜8Hz)に近いこと。
これが重なると、家そのものが揺れるような共振が起きやすくなります。
そして見逃せないポイントが稼働時間です。多くの家庭では電気代を抑えるため、深夜(23時〜翌7時ごろ)にお湯を作る設定にしています。
周囲がしんと静まったタイミングで運転が始まるため、昼間なら気にならない音でも、深夜の静けさでは大きく聞こえてしまうのです。
主要メーカーの騒音レベル比較
エコキュートの音の大きさは、メーカーや容量によって若干異なります。以下の表で比較してみましょう。
| メーカー | 370Lタイプ | 460Lタイプ | 500L以上 |
|---|---|---|---|
| パナソニック | 50~55dB | 54~57dB | – |
| 三菱 | 51~56dB | 55~58dB | 57~60dB |
| 日立 | 51~55dB | 55~57dB | 57~60dB |
| ダイキン | 51~57dB | 53~58dB | – |
| 東芝 | 51~57dB | 55~59dB | 57~60dB |
| コロナ | 51~56dB | 55~58dB | – |
騒音レベルに幅があるのは、外気温などの条件によってエコキュートの運転音が変化するためです。
実際の運転音を確認したい方へ
「実際にどんな音がするのか聞いてみたい」という方は、以下のメーカー公式ページで音のサンプルが確認できます。
エコキュートの騒音によるトラブル事例


エコキュートの騒音問題は、実際にどのようなトラブルを引き起こしているのでしょうか。主なトラブル内容は以下の通りです。
- 寝付けなくなる
- 家が振動する
- 健康への被害
- 近隣・隣人トラブル
消費者庁の消費者安全調査委員会には多数の相談が寄せられ、訴訟に発展したケースもあります。
①寝付けなくなる
エコキュートの騒音トラブルで最も多いのが睡眠障害です。設置した本人や家族はもちろん、隣家の住民が被害を受けるケースも少なくありません。
環境省の資料によると、眠りが浅いときには10Hzで100dB、20Hzで95dB以上で目が覚めることがあります。
エコキュートの低周波音はこの範囲に近いため、「夜中に何度も目が覚める」「朝起きても疲れが取れていない」といった症状を訴える人が多いのです。



特に深刻なのは、耳では音が聞こえないというケースです。
音が聞こえれば原因が特定できますが、低周波音は耳で聞こえないのに体は反応してしまうため、「原因不明の不眠」として悩まされることになります。
ある事例では、隣家にエコキュートが設置されてから、毎晩午後11時頃になると決まって目が覚めるようになった方がいました。
最初は加齢のせいだと思っていたそうですが、エコキュートが撤去された後、症状がぴたりと治まったケースもあります。というケースもあります。
②家が振動する
「家が揺れている感じがする」「地震かと思った」こうした体験をする人も多いです。



これはエコキュートの低周波音(約12〜13Hz)と木造住宅の固有振動数(4〜8Hz)が近いことで起こる共振現象によるものです。
この振動は計測器で確認できるレベルですが、目で見てわかるほど大きくはありません。
しかし人間の体は敏感なので、「なんとなく揺れている感じ」「体がふわふわする」「めまいがする」といった症状として現れます。
特に2階建ての住宅で2階の寝室に寝ている場合、1階よりも振動を感じやすい傾向があります。
このタイプのトラブルで厄介なのは、被害を訴えても理解されにくいという点です。
③健康への被害
消費者庁の調査では、エコキュートの低周波音によって以下のような健康被害が報告されています。
| カテゴリ | 症状 | 詳細 |
|---|---|---|
| 身体症状 | 頭痛・肩こり・腰痛 | 慢性的な不快感 |
| 聴覚症状 | 耳鳴り | 「キーン」という高音や「ブーン」という低音が聞こえ続ける |
| 睡眠障害 | 不眠・中途覚醒・早朝覚醒 | 環境省の実験では、眠りが浅いとき10Hzで100dB、20Hzで95dB以上で目が覚める |
| 消化器系 | 食欲不振 | 食事が美味しく感じられない、胃がムカムカする |
| 循環器系 | 息切れ・動悸 | 特に運動していないのに息苦しい |
| 全身症状 | 倦怠感・疲労感 | 常に体が重く、やる気が出ない |
| 平衡感覚 | めまい・ふらつき | 立ち上がるときにクラっとする |
| 精神症状 | イライラ・不安感 | 精神的に不安定になる |
| その他 | 不定愁訴 | 原因不明の体調不良 |
| カテゴリ | 症状 | 詳細 |
|---|---|---|
| 身体症状 | 頭痛・肩こり・腰痛 | 慢性的な不快感 |
| 聴覚症状 | 耳鳴り | 「キーン」という高音や「ブーン」という低音が聞こえ続ける |
| 睡眠障害 | 不眠・中途覚醒・早朝覚醒 | 環境省の実験では、眠りが浅いとき10Hzで100dB、20Hzで95dB以上で目が覚める |
| 消化器系 | 食欲不振 | 食事が美味しく感じられない、胃がムカムカする |
| 循環器系 | 息切れ・動悸 | 特に運動していないのに息苦しい |
| 全身症状 | 倦怠感・疲労感 | 常に体が重く、やる気が出ない |
| 平衡感覚 | めまい・ふらつき | 立ち上がるときにクラっとする |
| 精神症状 | イライラ・不安感 | 精神的に不安定になる |
| その他 | 不定愁訴 | 原因不明の体調不良 |
これらの症状は個人差が非常に大きいのが特徴です。同じ環境でも、全く何も感じない人もいれば、深刻な症状に悩まされる人もいます。



年齢や体質、その日の体調によっても感じ方が変わるため、「自分は大丈夫だから隣人も大丈夫」とは考えないほうが良いでしょう。
厚生労働省も、睡眠不足が肥満・高血圧・糖尿病などのリスクを高めることを指摘しています。
つまり、エコキュートによる睡眠障害は、長期的に重大な健康問題につながる可能性があるということです。
④近隣・隣人トラブル
【事例1】群馬県の訴訟事件
群馬県高崎市で起きたこの事件は、エコキュートの騒音問題として最も知られているケースの一つです。
隣家のエコキュートから発生する低周波音により不眠や頭痛などの健康被害を受けたとして、夫妻が2011年7月、機器メーカーと住宅メーカーに対し約270万円の損害賠償を求めて前橋地裁高崎支部に提訴しました。
夫妻は2012年10月、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)にも事故等原因調査の申出を行っています。
訴訟は2013年11月18日に和解が成立し、和解内容は「設置されたエコキュートを撤去する」「代わりに別メーカーの電気温水器を設置する」「これらの費用は原告に負担させない」という内容でした。
和解に基づき機器が撤去された後、夫妻の症状は治まったとされています。
その後、2014年12月19日に消費者事故調が報告書を公表し、「給湯機の運転音が申し出者の健康症状の発生に関与している可能性が高い」との見解を示しました。
参考:消費者庁「家庭用ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動により不眠等の健康症状が発生したとの申出事案」
【事例2】メーカーへの訴訟
別のケースでは、自治体や環境省への苦情対応に納得できなかったとして、エコキュートのメーカーや住宅メーカーを訴えた事例もあります。
メーカー側は「据付ガイドブックに従って設置すれば問題ない」と主張する一方で、原告側からは「ガイドブックに従って設置されていても、住宅事情によってはトラブルが発生する」という点が争点となりました。
参考:井坂和広 法律事務所「エコキュート低周波音による健康被害事件、民事訴訟で和解成立の朗報」
【事例3】損害賠償請求にまで発展したケース
長期間の睡眠障害や体調不良に悩まされた被害者が、慰謝料などを含む損害賠償を請求した事例もあります。
所沢市の60代夫婦が2015年8月、給湯器メーカーと住宅メーカーに対し、慰謝料など総額184万8千円の支払いを求めてさいたま地裁川越支部に提訴したケースなどが報じられています。
こうしたケースでは、被害者が睡眠時間や体調不良の記録、医療機関の受診記録などを残しておくことが、被害を主張するうえで重要な要素になるとされています。
参考:NetIB-NEWS「給湯器『エコキュート』の騒音問題が鳴らす警鐘」
トラブルが訴訟に発展する理由
設置者が「音は聞こえない」「気のせいだ」と被害者の訴えを取り合わず、長期間にわたる健康被害が放置されるケースが報告されています。
また、自治体の環境部門に相談しても実質的な解決が得られず、話し合いでの解決も拒否されると、被害者は法的手段に訴えるしかないのです。
こうした事態の多くは、初期段階で誠実に対応していれば防げた可能性があります。



隣人から相談を受けたら、まずは真摯に耳を傾けるようにしましょう。
エコキュート騒音トラブルの訴訟データ
総務省の公害等調整委員会が公表している「騒音事件に関する研究会 令和4年度報告書」によると、平成23年4月から令和5年3月までの間に公調委が受け付けた騒音事件は103件にのぼります。
エコキュートに関連する裁判や調停では、機器の撤去や設置場所の変更といった内容で和解が成立した事例が報告されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象期間 | 平成23年4月~令和5年3月 |
| 公調委が受け付けた騒音事件総数 | 103件 |
| 主な和解の内容(過去の報道事例より) | エコキュートの撤去、別メーカー機器への交換、設置場所の変更 など |
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象期間 | 平成23年4月~令和5年3月 |
| 公調委が受け付けた 騒音事件総数 | 103件 |
| 主な和解の内容(過去の報道事例より) | エコキュートの撤去、別メーカー機器への交換、設置場所の変更 など |
※ 出典:総務省 公害等調整委員会「騒音事件に関する研究会 令和4年度報告書」(令和5年3月)
エコキュートの騒音対策・予防方法


きちんと対策しておけば、騒音トラブルは十分に防げます。代表的な騒音対策は次の3つです。
- 設置場所を変える
- 防音シート・防音ゴムを使う
- 防音壁を設置する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①設置場所を変える
騒音対策で最も効果的なのは設置場所の選定です。
一度設置すると移動には大きな費用がかかるため、設置前の計画段階でしっかり考えるようにしましょう。
避けるべき設置場所
| NG設置場所 | 理由 | 推奨距離 |
|---|---|---|
| 自宅や隣家の寝室の近く | 睡眠を妨げる最大の原因 | 10~15m以上離す |
| 窓や換気口の近く | 開口部から運転音が室内に入り込みやすい | 2m以上離す |
| 壁や塀に囲まれた狭い場所 | 音が反響して増幅される/稼働効率も低下する | 50cm以上離す |
| 他の室外機の近く | 共振によって音が増幅する可能性 | 1m以上離す |
| 床下換気口の近く | 床下を通じて家全体に振動が伝わりやすい | 1m以上離す |
| NG設置場所 | 理由 | 推奨距離 |
|---|---|---|
| 自宅や隣家の寝室の近く | 睡眠を妨げる最大の原因 | 10~15m以上離す |
| 窓や換気口の近く | 開口部から運転音が室内に入り込みやすい | 2m以上離す |
| 壁や塀に囲まれた狭い場所 | 音が反響して増幅される/稼働効率も低下する | 50cm以上離す |
| 他の室外機の近く | 共振によって音が増幅する可能性 | 1m以上離す |
| 床下換気口の近く | 床下を通じて家全体に振動が伝わりやすい | 1m以上離す |
推奨される設置場所(理想的な設置条件)
| 推奨条件 | 具体的な基準 | 効果 |
|---|---|---|
| 寝室からの距離 | 10~15m以上 | 睡眠への影響を最小化 |
| 隣家の寝室からの距離 | 10m以上 | 近隣トラブル回避 |
| 周囲のスペース(前面) | 1m以上 | ヒートポンプの効率維持 |
| 周囲のスペース(左右・背面) | 20cm以上 | 通気性確保 |
| 土台 | 強固で水平な基礎 | 振動の最小化 |
| 設置推奨エリア | 道路側・駐車場側 | 生活音に紛れやすい |
| 推奨条件 | 具体的な基準 | 効果 |
|---|---|---|
| 寝室からの距離 | 10~15m以上 | 睡眠への影響を最小化 |
| 隣家の寝室からの距離 | 10m以上 | 近隣トラブル回避 |
| 周囲のスペース(前面) | 1m以上 | ヒートポンプの効率維持 |
| 周囲のスペース(左右・背面) | 20cm以上 | 通気性確保 |
| 土台 | 強固で水平な基礎 | 振動の最小化 |
| 設置推奨エリア | 道路側・駐車場側 | 生活音に紛れやすい |
自宅と隣家の寝室から最低でも10m以上離しましょう。睡眠への影響を最小限に抑えるため最も重要です。
開放的な場所を選び、周囲に十分なスペースを確保すれば、音が拡散しやすくなります。



壁や塀に囲まれた狭い場所は音が反響するため避けましょう。
ヒートポンプの効率を保つため、前面に1m以上、左右・背面には20cm以上の空間を確保してください。通気性が悪いと運転効率が低下し、音が大きくなったり故障の原因になります。
土台は強固で水平であることが必須です。不安定だったり傾いていたりすると、振動が増幅されます。
可能であれば、道路側や駐車場側に設置するのもおすすめです。
生活音や車の音が多い場所なら、エコキュートの運転音も目立ちにくくなります。



設置前には必ず隣家に相談しましょう。
「こういう場所に設置しようと思っているのですが、寝室はどちらでしょうか?」と一言声をかけるだけで、後々のトラブルを防げます。
②防音シート・防音ゴムを使う
「設置場所を変えるのは難しい」「すでに設置済みで移動は費用的に厳しい」という場合は、防音・防振グッズを活用する方法があります。
比較的低コストで効果が期待できます。
①防振ゴムマット
ヒートポンプと地面の間に防振ゴムマットを敷くことで、振動を大幅に軽減できます。
価格は1枚1,000円〜3,000円程度で、ホームセンターやネット通販で購入可能です。
厚さは10mm〜20mm程度、硬度は60〜70度(ショアA)がおすすめです。薄すぎると効果が少なく、厚すぎると不安定になります。
②防音シート
ヒートポンプ本体に防音シートを巻き付ける方法も効果的です。ただし注意点があります。
- 吸気口や排気口を塞がない(稼働効率の低下や故障の原因)
- メーカー推奨の方法で取り付ける
- 定期的にメンテナンスして劣化を確認する
自己流で巻いてしまうと、通気性が悪化してヒートポンプの負荷が増し、かえって音が大きくなったり故障の原因になります。
作業が不安な場合は、専門業者にご相談ください。
③制振材
制振材は振動そのものを吸収する素材です。ヒートポンプの内部や外側に貼り付けることで振動を抑え、防音シートと組み合わせるとさらに効果が高まります。
防音・防振グッズの詳細比較
| グッズ名 | 価格帯 | 効果 | 施工難易度 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 防振ゴムマット (厚み10~20mm) | 1,000~3,000円/枚 (4枚必要) | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ (簡単) | 厚さ10~20mm、硬度60~70度推奨 |
| 防音シート | 5,000~15,000円 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 吸気口・排気口を塞がないこと |
| 制振材 | 3,000~10,000円 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 防音シートと併用で効果UP |
| 防音壁(スレート・コンクリート) | 100,000~300,000円 | ★★★★★ | ★★★★☆ (要業者) | 高さは音源より1m以上高く |
| 施工費用(業者依頼) | 10,000~50,000円 | – | – | 防音壁設置の場合は別途 |
| グッズ名 | 価格帯 | 効果 | 施工難易度 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 防振ゴムマット (厚み10~20mm) | 1,000~3,000円/枚 (4枚必要) | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ (簡単) | 厚さ10~20mm、硬度60~70度推奨 |
| 防音シート | 5,000~15,000円 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 吸気口・排気口を塞がないこと |
| 制振材 | 3,000~10,000円 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 防音シートと併用で効果UP |
| 防音壁(スレート・コンクリート) | 100,000~300,000円 | ★★★★★ | ★★★★☆ (要業者) | 高さは音源より1m以上高く |
| 施工費用(業者依頼) | 10,000~50,000円 | – | – | 防音壁設置の場合は別途 |
③防音壁を設置する
より本格的な対策なら、防音壁(遮音壁)の設置が効果的です。費用はかかりますが、騒音対策としては抜群の効果を発揮します。
効果的な防音壁の設置ポイント
| 項目 | 設置ポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 高さ | ヒートポンプの上部より1m以上高く設置する | 低すぎると、音が防音壁の上を越えてしまう |
| 幅 | 壁の高さの数倍以上を左右に確保する | 例:壁の高さが2mの場合、左右それぞれ4m以上延ばすのが目安。短すぎると壁の端から音が回り込む |
| 距離 | ヒートポンプと防音壁の間は1m以上離す | 近すぎると音が壁に反響し、増幅される可能性がある。通気性の確保にも注意 |
| 素材 | スレート、コンクリートブロック、レンガなど、重くて硬い素材を選ぶ | 軽い素材は音を遮断しにくい。隙間ができないよう密着させることが重要 |
| 開放性 | 前面は開放しておく | 完全に囲むとヒートポンプの稼働効率が低下する可能性がある |
| 項目 | 設置ポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 高さ | ヒートポンプの上部より1m以上高く設置する | 低いと音が上から抜ける |
| 幅 | 壁の高さの数倍以上を左右に確保する | 短いと音が横から回り込む |
| 距離 | ヒートポンプと防音壁の間は1m以上離す | 近すぎると反響しやすい |
| 素材 | スレート、コンクリートブロック、レンガなどを選ぶ | 軽い素材や隙間は防音効果が落ちる |
| 開放性 | 前面は開放しておく | 囲いすぎると稼働効率が下がる |



防音壁の設置費用は、規模や材質によって変わりますが、10万円〜30万円程度が相場です。
高額に感じるかもしれませんが、訴訟に発展して損害賠償を請求されたり、エコキュート自体を撤去する羽目になれば、それ以上の出費は避けられません。
長期的な投資と考えれば賢明な選択です。
その他の対策
防音壁や防振グッズ以外にも、エコキュートの騒音を軽減する方法はいくつかあります。
①植栽を活用する
樹木や生垣には音を吸収する効果があります。防音壁ほどの遮音性はないものの、自然な形で騒音を和らげることが可能です。庭の見た目も良くなるため、一石二鳥の対策といえるでしょう。
②運転時間をずらす
深夜電力プランを使っている場合でも、一部のエコキュートでは運転開始時刻を調整できる機能があります。例えば、深夜0時ではなく早朝5時に設定することで、最も静かな時間帯の稼働を避けられます。
③定期メンテナンス
エコキュートは経年劣化によって音が大きくなることがあります。部品の摩耗や汚れの蓄積が原因で、通常よりも大きな音を発するようになるのです。
エコキュートの設置やメンテナンスを依頼する際は、以下の点を確認しましょう。
- 日本冷凍空調工業会の「据付ガイドブック」を理解している
- 騒音トラブルの事例や対策方法に詳しい
- 設置前に現地調査を行い、近隣状況を確認してくれる
- アフターサービスや定期点検に対応している
- 見積もりが明確で、追加費用の説明がある
エコキュートの定期メンテナンススケジュール
定期的なメンテナンスを行うことで、騒音の発生を防ぐだけでなく、エコキュートの寿命を延ばすことができます。
| 点検箇所 | 頻度 | 作業内容 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ふろ循環アダプター | 湯はりごと | フィルター清掃 | ★★★★★ |
| 浴槽循環口フィルター | 週1回 | ブラシでこすり洗い | ★★★★★ |
| リモコン | 月1回 | 表面の清掃(人感センサーの反応確認) | ★★★☆☆ |
| 時刻表示 | 月1回 | 現在時刻の確認(電気代に影響) | ★★★☆☆ |
| 漏電遮断器 | 月1回 | 動作確認(安全装置) | ★★★★★ |
| 逃し弁 | 年2~3回 | 動作確認(圧力上昇を防ぐ) | ★★★★☆ |
| 貯湯タンク | 年2~3回 | 排水実施(湯アカ除去) | ★★★★★ |
| 配管全体 | 年2~3回 | 水漏れ・保温材の傷み点検 | ★★★★★ |
| ふろ追いだき配管 | 半年に1回 | 循環洗浄 | ★★★★☆ |
| 専門業者による点検 | 2~3年に1回 | 内部の細かいメンテナンス | ★★★★★ |
| 点検箇所 | 頻度 | 作業内容 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| ふろ循環アダプター | 湯はりごと | フィルター清掃 | ★★★★★ |
| 浴槽循環口フィルター | 週1回 | ブラシでこすり洗い | ★★★★★ |
| リモコン | 月1回 | 表面の清掃(人感センサーの反応確認) | ★★★☆☆ |
| 時刻表示 | 月1回 | 現在時刻の確認(電気代に影響) | ★★★☆☆ |
| 漏電遮断器 | 月1回 | 動作確認(安全装置) | ★★★★★ |
| 逃し弁 | 年2~3回 | 動作確認(圧力上昇を防ぐ) | ★★★★☆ |
| 貯湯タンク | 年2~3回 | 排水実施(湯アカ除去) | ★★★★★ |
| 配管全体 | 年2~3回 | 水漏れ・保温材の傷み点検 | ★★★★★ |
| ふろ追いだき配管 | 半年に1回 | 循環洗浄 | ★★★★☆ |
| 専門業者による点検 | 2~3年に1回 | 内部の細かいメンテナンス | ★★★★★ |
メンテナンスの方法はメーカーや機種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認してください。2〜3年に一度は専門業者に点検を依頼するのがおすすめです。
まとめ
エコキュートの騒音トラブルは、適切な対策で予防・解決できます。
エコキュートの騒音対策ポイントは大きく3つ
- 設置場所を慎重に選ぶこと
- 防振ゴムマットや防音シートなどのグッズを活用すること
- 必要に応じて防音壁を設置すること
エコキュートの交換をお考えの方へ
ポカキューなら、騒音対策も万全です!
- 豊富な施工実績
- 騒音対策のノウハウ
- 丁寧な現地調査
- 充実のアフターサービス
まずは無料見積もりから!お気軽にご相談ください。
快適で静かな住環境を保ちながら、エコキュートのメリットを最大限に活用しましょう。




