- リモコンに「エラーコード」が表示された
- リモコンが操作できない
- お湯を沸かせない…
「あれ?リモコンの画面が真っ暗になってる…」 お風呂を沸かそうと思った時にそんな状況になったら、本当に焦りますよね。
でも実はエコキュートのリモコンがつかない原因って、意外と単純なことも多いです。
この記事では、リモコンの不具合でお困りの方に向けて、よくある症状とその原因、自分でできる対処法、そして修理費用の目安まで、分かりやすくお伝えします。
- エコキュートのリモコンでよく起こるトラブルと原因
- エコキュートのリモコンがつかない時の具体的な対処法
- エコキュートのリモコンの修理費用の相場
- エコキュートのリモコントラブルを避ける方法
エコキュートのリモコンでよく起こるトラブルと原因

エコキュートのリモコンは、毎日湿気の多いお風呂場や油ハネのあるキッチンで頑張ってくれている精密機器です。
そのため、実は本体よりも先に「あれ?調子が悪いな」となりやすい部分でもあります。
まずは、よくある症状を見ていきましょう。
リモコンの液晶に何も表示されない
一番多いのが、画面が真っ暗という状態です。
朝起きてリモコンを見たら何も映っていなくて驚いた、という方も多いのではないでしょうか。
まず疑いたいのが電源の問題です。
エコキュート専用のブレーカーが落ちていたり、停電の後にブレーカーを戻し忘れていることがよくあります。リモコンは乾電池ではなく本体から電気をもらって動いているので、本体への電気が止まるとリモコンも真っ暗になってしまいます。
次に多いのが省エネモードです。
最近のエコキュートには、しばらく操作しないと自動的に画面を消す機能がついています。これは故障ではなく、むしろ正常な動きなんです。この場合は、どこかボタンを押せば画面が復活します。
スタッフもちろん故障の可能性もあります。
設置から10年以上経っていると、内部の電子部品が劣化して表示できなくなることがあります。特に浴室リモコンの場合、防水仕様でも長年使っていると少しずつ水が入り込んで、内部がショートしたり錆びたりすることもあります。
また、配線のトラブルも考えられます。リモコンと本体をつなぐ配線が緩んでいたり、断線していたりする場合です。
時計の表示が点滅する
画面はついているけれど、時計が「0:00」や「12:00」でチカチカ点滅している状態ですね。これは比較的分かりやすいサインです。
停電や瞬間的な電圧の変化が一番多い原因です。この場合、時計の設定がリセットされて「時刻を設定してください」と教えてくれている状態。
「なんだ、時間だけか」と放置するのは少し危険です。エコキュートは電気代が安い深夜にお湯を沸かす設定になっているので、時刻がずれていると昼間の高い電気代でお湯を沸かしてしまって、電気代を見てびっくり!なんてことになりかねません。
英数字の羅列が表示される
- E37
- H56
- C03
上記のような、見慣れないアルファベットと数字の組み合わせが出ることがあります。これはエラーコードと呼ばれるものです。
- 水位センサーの異常
- 水の圧力不足
- 配管の凍結
- 通信エラー
エラーコードの意味はメーカーや機種によって違うので、この数字はとても重要な手がかりになります。メモを取るか、スマホで写真を撮っておくのがおすすめです。
ボタンの反応がない
一番多い原因はチャイルドロック・キーロック機能です。
小さなお子さんがいたずらしないようにロックをかける機能ですが、掃除の時などにうっかり自分でロックをかけてしまい、それに気づいていないケースが意外と多いんです。画面に鍵マークや「LOCK」という表示が出ていたら、ロックがかかっている証拠です。
リモコン表面の汚れや水滴も影響します。キッチンのリモコンなら油汚れ、お風呂のリモコンなら水蒸気や石鹸カスなどが付着しやすいでしょう。



タッチセンサー式のボタンだと、表面に汚れがあると正常に反応しなくなることがあります。
エコキュートのリモコンがつかない時の対処法


「壊れたかも!」と焦ってすぐに業者さんを呼ぶ前に、まずは自分でできることを試してみましょう。
これから紹介するチェックポイントを確認するだけで、あっさり直ってしまうこともあるかもしれません。



ただし、作業中は安全に気をつけて、不安な場合は無理せず専門家に相談してくださいね。
リモコンのオンオフを確認
意外と盲点なのが電源です。まずは、リモコンの電源ボタンを確認してみてください。
とりあえず、どのボタンでもいいのでポチッと押してみましょう。パッと画面がつけば、ただの省エネモード(スリープ)だったということになります。
ブレイカーが落ちていれば上げる
リモコンの電源が入らない場合、家の電気の大元を確認しに行きましょう。分電盤(ブレーカー)を見てみてください。
たくさんのスイッチが並んでいる中に、「エコキュート」「電気温水器」「200V」といったラベルが貼られたブレーカーがあるはずです。このスイッチが「切(OFF)」になっていたり、中途半端な位置で止まっていたりしませんか?
もし落ちていたら、一度完全に「切」の方向に下げてから、グッと「入」に上げてみてください。これでリモコンが復活すればOKです。
もしブレーカーを上げても、「バチン!」とすぐにまた落ちてしまう場合は、無理に何度も上げないでください。漏電などの危険なサインかもしれません。この場合は、触らずにすぐに専門業者に連絡しましょう。
リモコンにロックがかかっていないか確認
ボタンが効かない時は、画面のどこかに鍵マークや「LOCK」という文字が出ていないか、よーく見てみてください。
もし出ていたら、チャイルドロックがかかっています。解除の方法はメーカーによって違いますが、よくあるパターンはこちらです。
| 三菱電機 | 「メニュー」ボタンから設定画面に入って「ロック設定」を選んで解除する機種や、「タンク沸き増し」と「給湯温度ダウン」を同時に3秒長押しする機種があります。 |
| パナソニック | 「メニュー」→「その他設定」→「ロック設定」という手順や、「メニュー」ボタンを3秒以上長押しする方法が一般的。 |
| ダイキン | 「決定」ボタンを5秒以上長押しすることでロック解除できる機種が多いです。 |



「解除方法が分からない!」という時は、取扱説明書をご覧いただくのが間違いないです。
節電機能をオフにする
すぐ画面が消えてしまう場合は、節電機能の設定を見直してみましょう。
多くの機種では、操作しない時間が続くと自動で画面を消す設定になっています。これを「常に表示する」設定に変えれば、画面が消えることはなくなります。
一般的には「メニュー」→「省エネ設定」または「節電設定」→「画面節電」→「しない」という流れで設定を変えられます。
ただし、節電機能をオフにすると、ほんの少しですが電気代が増える可能性があることは知っておいてください。
特に浴室リモコンの場合、湿気による誤作動を防ぐために、使用後しばらくすると自動的に画面が消える設定になっていることが多く、これは正常な動きとなります。
時間設定がずれていないか確認
先ほどもお話ししましたが、停電などで時間がリセットされていると、画面が点滅してお知らせしてくれます。
これを放置すると、電気代の無駄遣いにつながってしまいます。
深夜電力プランに入っている場合、昼間の電気代は夜の2〜3倍になることもあります。「たかが時計合わせ」と思わず、正しい時間に直しておきましょう。



ついでに、「沸き上げ開始時間」の設定もズレていないか確認しておくと、電気代の節約効果が期待できます。
業者に依頼
ここまで試してもダメだった場合、あるいは「エラーコードが消えない」「ブレーカーがすぐ落ちる」といった場合は、残念ながら自力での解決は難しいかもしれません。プロの力を借りましょう。
エコキュートのリモコンの修理費用の相場


いざ業者さんに頼むとなると、一番気になるのは「お金」の話ですよね。
「高額請求されたらどうしよう…」と不安になる前に、ざっくりとした相場を知っておきましょう。
リモコンを修理・交換する場合の費用
本体は問題なく、リモコンだけを交換すれば直る場合の費用感です。
部品代
キッチンリモコンが15,000円〜25,000円、浴室リモコンも15,000円〜25,000円ほどです。
セット(台所+浴室)で買う場合は30,000円〜50,000円くらいが相場です。
作業費・出張費
技術者の出張費や作業料として、10,000円〜20,000円くらいかかります。



リモコン交換の総額は30,000円〜70,000円前後(税込)が一般的な相場になります。
リモコンとエコキュート本体を交換する場合の費用
もしお使いのエコキュートが設置から10年〜15年以上経っている場合は、リモコンだけでなく本体ごと交換したほうが良いかもしれません。
なぜならリモコンが壊れたということは、本体もそろそろ寿命であるいうサインであることが多いからです。
せっかく5万円かけてリモコンを直したのに、その半年後にタンクから水漏れして「本体ごと交換です」と言われたら…リモコン代が無駄になってしまいますよね。
機種代金の相場
| エントリーモデル | 約200,000円〜300,000円 |
| 標準モデル | 約300,000円〜450,000円 |
| 高機能モデル | 約450,000円〜600,000円 |



高い!と思われたかもしれませんが、実はメリットもあります。
まず、省エネ性能が段違いです。 10年前の機種と今の機種では、電気代の安さが全然違います。月々の光熱費が下がれば、長い目で見て元が取れることも。
また、補助金が使えるかもしれません。国や自治体が「省エネ給湯器」への交換に補助金を出していることがあります。これを使えば、80,000円〜180,000円程度お得になることもあります。



交換を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
エコキュートのリモコントラブルを避けるためには?


トラブルは起きてから対処するよりも、起きないように予防するのが一番です。
長持ちさせるためのちょっとしたコツをお伝えします。
リモコンのメンテナンス
メンテナンスといっても、難しい分解掃除などは必要ありません。日頃の拭き掃除だけでも十分効果があります。
表面を掃除することが一番基本的なメンテナンスです。
台所リモコンは油汚れや調味料の飛沫、浴室リモコンは水垢や石鹸カスなどが付きやすいですよね。こういった汚れが溜まると、ボタンの反応が悪くなったり、液晶画面が見づらくなったりします。
清掃する時は、柔らかい布を水で軽く湿らせて、優しく拭き取ってください。頑固な汚れがある場合は、中性洗剤を薄めた液を布に含ませて拭いて、その後水拭きで洗剤を完全に拭き取ります。
トラブルに対処できるように取扱説明書を読んでおく
「トリセツなんて、買った時以来見てないよ」という方がほとんどだと思います。しかし、取扱説明書はトラブルを解決する上で間違いありません。
説明書をなくしてしまった方でも大丈夫です。今はどのメーカーも、ネットで型番を検索すればPDFで説明書が見られます。



スマホにダウンロードしておけば、いざという時にサッと見られて便利ですよ。
まとめ
エコキュートのリモコンがつかないと、お風呂に入れなくて本当に困りますよね。
しかし、今回ご紹介したように、意外と簡単な原因で起きていることも多いんです。
特に築10年以上の戸建てにお住まいの方は、今回のトラブルをきっかけに、お家の給湯設備全体を見直す良いタイミングかもしれません。



最新のエコキュートは本当に賢くて省エネなので、交換することで家計が助かるケースも多いですよ。




